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〇〇を教えて。。
第7章 なかなかウマくいかないみたい☆
『そうなんだ。
一般論や常識は持ち合わせていないとみた』



『すみません、
さっきのメッセージ文をもう一度見せていただけます?』


宗一郎はスマホを見せた。



『風間組………………?
…………ええと……………』
渚は頭に手を当てた。

聞き覚えのあるような、ないような。



『あ!
どこかで聞いた名だと思った。
うちのオーナーの所属している組と敵対関係だわ!』




『へ?
渚くん…………………、
き、君ももしかして……………』

渚はスマホを返す。


『いえ、私は普段はジュエリーショップのオーナーなんです。隣町のファッションビルの最上階に店舗があります。
仮の職業ですけれど、主にはネット販売なんです。
幸運といいますか、私自身はヤクザではありません。
片足を突っ込んでますがね。
オーナーは私にはキツくもなく、ごくごく一般的に応対してくれてます。
内情を口外しなければ、ですけれど』




『………………そうか………………
君は、相当な出来事があったのだな。
毬佳がライバル視する女性なんて、後にも先にも君だけだった』




渚はちくりと胸が痛んだ。


棘に気づかないふりをした。












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