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〇〇を教えて。。
第7章 なかなかウマくいかないみたい☆
___渚が名古屋市内に降り立った頃。

そんな事はつゆ知らず、
宗一郎と理玖はベッドにて眠りこけていた。



夕闇が部屋を暗く沈ませてゆく。

『……………ん………あ、寝ちった…………』
目を覚ました理玖は伸びをする。
『あ~~~、よく寝たー』




隣を見ると、
メガネを外した宗一郎が口を半開きにして寝息を立てていた。



スー…………

スー…………

と静かに。






『宗一郎……………寝てるとマヌケだな(笑)』
理玖は宗一郎の瞼の皮を引っ張る。

『青い瞳っていいよなー。
色白いし、ハクジンみてぇ』




ぶつぶつ言っていると、
『誰がマヌケだ…………』
宗一郎が目をぱかっと開いた。


起き上がる。


理玖はイタズラがバレた子供のように肩を竦めた。

『あり、起きてたんだ?』



宗一郎はメガネをかけながら『ああ。
久しぶりに深く眠ったな…………。
理玖、調子はどうだ?』
とベッドから出る。



『調子ィ?何のだよ』



『理玖、
君は今ショッキングな出来事から療養中だ。

苦しいところや痛い場所はないな?』
振り返って理玖を見る。



『ない。
元気だよ』
ベッドの上に胡座を搔いて理玖は答える。



『そうか、ならいい。
休暇と思ってゆっくり休みなさい。
お宅の社長さんも真田さんも了承済みなのだから……
あと3日間』





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