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〇〇を教えて。。
第7章 なかなかウマくいかないみたい☆
『3日間……………
あのさぁ、行きたいとこあんだけど。
連れてってくんないかな』
ふと理玖が溢す。



『行きたいところ?』




『うん。
縦浜市【たてはまし】に〔なぎみらい公園〕ってあんじゃん?観覧車があるトコ。
あそこ行きたい』





『ほう?
君にしてはえらくロマンチックな場所だな(笑)

どうしてまた?』



縦浜市は海に隣接している都市だ。

〔なぎみらい公園〕にある観覧車は日本一巨大な規模の観覧車で、
15年ほど前に設立された。


昼間は家族連れ・夕方以降は恋人たちのデートスポットとして有名。


疎い宗一郎も知っているくらいだ。

もっとも宗一郎にとっては観覧車の設計のが興味深くあったが……………



数年前に改築工場をし、
より近代的な造りになった。


外国人観光客も増えたはず。






理玖は頭を搔いた。
『優月と昔行った場所なんだ。

学園にいたから小学生の頃だったかなぁ。

ほら、俺ら家族で出かけるだとか友達と連れだって遠出とか無いじゃん?
学園のテレビで見て、優月が行きたいっつって支給される小遣い貯めてさ。
結局金無くて乗れなかったけど…………
見に行ったんだ』






宗一郎は耳を傾けた。



『缶ジュース飲んで、
芝生に寝っ転がって…………
優月が「大人になったら彼氏に観覧車の頂上でプロポーズしてもらうんだー」
って。

「お前みたいなブス、彼氏できねーよ」っつったら股間蹴りやがった。

次の日になって学園から捜索願いが出てて、
シスターにこっぴどく叱られたけど』

思い出したのか、
理玖はフッと笑った。
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