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〇〇を教えて。。
第7章 なかなかウマくいかないみたい☆
『な、なんだお前っ!!』
羽乃が後ずさる。



『静かに!
敵じゃないわ。
羽乃さん、あなたに聞きたいことがあるのよ』

渚は拳銃を羽乃の眉間に近づけた。


『な……………お前、組の女か?!』


『違うわ。
あなたの婚約者___江名優月さんのこと。
教えてほしいの。
危害は加えない。約束するわ』

渚はじりじりと詰め寄る。


意識して丁寧な言葉使いをした。




『ゆづき……………?!

何で知ってやがんだ?

お前、誰なんだ?』
羽乃は後ずさりながらもがなる。



『一つだけ答えて。

優月さんが堕胎したわよね?

あれは……………誰の子なの?』






『………優月の仲間か?』



渚は首を振った。
『単なる知人よ。

知りたいの。

子供の父親は、誰?

それだけでいい』





____羽乃が、
渚の後ろの襖を見た。

ギョツと目を見開き、
血走った眼になる。

渚も振り向いた。




ガツン!!



目の前に火花が散る。


しまった、罠…………!


そう思った時にはもう、
羽乃は渚から拳銃を奪い、組み伏せていた。














『ぐっ………………!』
技をかけられたかのように、
後ろ手を掴まれて畳に突っ伏す。 



『お前は誰だ?
なぜ、
優月を知ってるんだ……………

上からの指示か?
言え!!コラァ!』




羽乃は膝で渚の背中を蹴った。

激痛が走り、息ができない。

『がはっ……………!
ち、違うわ………………!
私はあなたの組の関係者じゃない!』

それでも渚は声を出した。


カチャリ。

耳元で不吉な音がする。



___銃口だ。






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