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〇〇を教えて。。
第7章 なかなかウマくいかないみたい☆
渚の中で、
パズルの最後のワンピースがカチッと嵌まったように納得がいった。



いってしまった。



(やっぱり…………………!

客じゃないとしたら、
一人しかいない………………


ならば、
自殺に合点がいく…………)





ガラガラと音を立て、
完成したパズルが全て崩れていく。


『浮気相手の名前は…………?』


知らないだろう。

江名優月が、
この男に言うはずがない。



ある意味〔婚約者よりも大切な存在〕である、
あの男子の名を。





『知るか!!』

吐き捨てるように言う羽乃。


まさか、優月の死さえ知らないまま逃亡してたなんて。





江名優月が、
藤代さんから金銭を受け取った理由も………………



それならば辻褄が合う。





羽乃は混乱したらしく、
不意に渚から体を離した。


畳に座り込む。

『死んだなんて……………

じゃあ、風俗店の借金は全て俺にかかってくるじゃねぇか……………………』



渚は痛む背中を堪え、
起き上がりながら(……………組幹部から追われてる理由も、
知らなかったのね…………)と驚いた。



それ以前に危険な事も沢山しているからだろう。




羽乃は、
拳銃を渚に向けた。

『どっちにしろ、
あんたも怪しいことには変わりない。

死んでもらう』



引き金を引く。


瞬間的に、
渚はバッグを掴み目の前に出した_______________




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