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〇〇を教えて。。
第8章 ウマくいったらHappyみたい☆
菅原社長には白石医院から一報が入ったのだ。
院長___毬佳の父である___から。



渚が早瀬理玖の関係者であり、
事がコトだけに………………



宗一郎&毬佳が黙っていたにも関わらず、
周りが伝言ゲームのように伝えてしまった。




『ま、まぁアレだ!
社長から何も言われてないだろ??
なら大丈夫だぞ』



『ん?あー、そういや首云々言われてないし…………
OKなのかな?』

理玖は(社長なら首にするなら直ぐ言ってくるよな)と思う。






スマホがバイブした。



『お、宗一郎だ。

〔渚くんは盲腸で緊急入院したんだ〕

なんだ、盲腸かよ!
今日終わったら見舞い行こうっと』




『盲腸??』
真田は(そういう事にしとくんだな)と気付く。


『一緒に見舞い行こうぜ、
真田さん♪』


『お、おう!
花買っていくかなぁ』




真田は冷や汗を拭ったのだった……………………










_____________________
『ふう…………盲腸で良かったかな?』

同時刻に冷や汗を拭っていたのがもうひとり。

もちろん、宗一郎である。




『慌ただしくしていたから、つい忘れてしまっていたよ…………
渚くんの状況を口外しないでくれと頼むのを』
独りごちる。




僕らしくない。


感情に流されて、
重要な事柄をつい忘れてしまうなんて。




自嘲しつつ再び仕事に戻る。






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