パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第2章 始まりそうな予感みたい☆

『あ、オッサンじゃん！
ちーっす』

左手をすちゃっと挙げた。




『……………一度ならず二度までも………
門を探してそこから入るという発想は無いのかな…』

頭が痛いという風に額に手を充てている。





『っだよ、
来ただけでも良いだろーよ。

しかも夕飯抜きで来たのにー』



『―――入りなさい、
こっちが玄関だ。ペス！ニール、この人は大丈夫だよ』


藤代はスーツ姿のままスタスタと芝生を歩いていく。
ドーベルマン２匹は藤代の声で振り返って、

逆方向へと静に戻っていった。