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第2章 １枚目のビデオＣＤ

とりあえず食事を作って食べました。

心を落ち着けてからデッキにＣＤを
挿入しました。

もちろんイヤホンはモニターから
引っ張って耳に入れてます。

いきなり妻が映りました。

服を着ています。

ソファｰに座っていました。

それを見て私はホッとしました。

とにかく今のところ命には別条は
なさそうです。

カメラ目線で私に語りかけて来ました。

「あなた、ごめんなさい。
実は私、株に手を出して･･･。」

下を向き涙が零れ落ちるのが見えました。

「株？あの妻が？俺に隠れて？
あり得ない！･･･どういう事？」

モニターの中の妻が顔を上げて
「借金が凄く膨れ上がっちゃって･･･。
あなたに言い出せなくって･･･。」

一体、いくらなんだ！？