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ディスタンス
第5章 匠の浮気現場を取り押さえろ
あたしとサラは、エレベーターで22階へと上がった。
部屋に入ると、ダブルベッドがあって、広いデスク、そして大きな窓がある。過ごしやすそうな部屋だ。
「適当に座っててちょうだい。何か飲む?」
サラがそう言ってデスクにバッグを置くと、あたしはベッドに腰を降ろして足を組んだ。
「結構よ」
「そう」
サラはあたしの隣に座って、あたしと同じように足を組むと、匠からの報告書を読み始めた。
「ふぅん…。なるほど。そうねぇ。…やっぱりあの子が…」
報告書を読みながら、サラはブツブツとつぶやいている。あたしは腕を組んで、そんなサラを見つめた。
「サラさんが望むなら、データを流した社員を捕まえることも出来るって。証拠も掴んであるみたい。あたしがボスに電話すれば、逮捕できる手はずになってるわ」
部屋に入ると、ダブルベッドがあって、広いデスク、そして大きな窓がある。過ごしやすそうな部屋だ。
「適当に座っててちょうだい。何か飲む?」
サラがそう言ってデスクにバッグを置くと、あたしはベッドに腰を降ろして足を組んだ。
「結構よ」
「そう」
サラはあたしの隣に座って、あたしと同じように足を組むと、匠からの報告書を読み始めた。
「ふぅん…。なるほど。そうねぇ。…やっぱりあの子が…」
報告書を読みながら、サラはブツブツとつぶやいている。あたしは腕を組んで、そんなサラを見つめた。
「サラさんが望むなら、データを流した社員を捕まえることも出来るって。証拠も掴んであるみたい。あたしがボスに電話すれば、逮捕できる手はずになってるわ」