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ディスタンス
第6章 エッチ禁止令!
高校の時あたしが付き合っていた年上の大学生、慎也。
優しくて思いやりもあって、面倒見もいい。美衣よりも、あたしを選んでくれた慎也。
でも、…慎也はあたしではなく、美衣と結婚した。
「お前には俺がいなくても、匠さんがいるだろ?美衣ちゃんにはさ、いないんだよ。俺だけを頼ってきてくれる。だから、守ってあげたいんだ」
慎也はそう言って…あたしから離れたんだ。
あたしは、慎也との恋が破れたことは悲しかった。でも、美衣が幸せになるなら、と思って、2人を祝福することにしたんだ。
だから、美衣にはコンプレックスを感じていたけど、そんなコンプレックスは、時の流れの中で薄らいでいった。美衣はあたしを庇って撃たれた時があって、その時からあたしの中での美衣へのコンプレックスは、少しのかけらも残っていなかった。
優しくて思いやりもあって、面倒見もいい。美衣よりも、あたしを選んでくれた慎也。
でも、…慎也はあたしではなく、美衣と結婚した。
「お前には俺がいなくても、匠さんがいるだろ?美衣ちゃんにはさ、いないんだよ。俺だけを頼ってきてくれる。だから、守ってあげたいんだ」
慎也はそう言って…あたしから離れたんだ。
あたしは、慎也との恋が破れたことは悲しかった。でも、美衣が幸せになるなら、と思って、2人を祝福することにしたんだ。
だから、美衣にはコンプレックスを感じていたけど、そんなコンプレックスは、時の流れの中で薄らいでいった。美衣はあたしを庇って撃たれた時があって、その時からあたしの中での美衣へのコンプレックスは、少しのかけらも残っていなかった。