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ディスタンス
第6章 エッチ禁止令!
あたしが匠と恋人関係になったことを知った時、美衣と慎也は笑っていた。
「いつかは、そうなると思ったよ。なかなかくっつかないから、モヤモヤしてたんだよ。どうして気づかないのかなって。ねぇ、慎也」
「あぁ。だってさ、匠さんはいつだって、瑠生にとって、親でも上司でもなくて、ただの男だよ。俺はそれに気づいてたさ」
「ね!」
2人は顔を見合わせて笑っていた。
さて。
なんでここで、美衣の話を始めたかと言うと。
身重な体で、しかも臨月で、美衣がハワイにやってきたから。
「いつかは、そうなると思ったよ。なかなかくっつかないから、モヤモヤしてたんだよ。どうして気づかないのかなって。ねぇ、慎也」
「あぁ。だってさ、匠さんはいつだって、瑠生にとって、親でも上司でもなくて、ただの男だよ。俺はそれに気づいてたさ」
「ね!」
2人は顔を見合わせて笑っていた。
さて。
なんでここで、美衣の話を始めたかと言うと。
身重な体で、しかも臨月で、美衣がハワイにやってきたから。