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ディスタンス
第6章 エッチ禁止令!
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*
翌日、ベランダで美衣は慎也に電話をかけて話していた。
「もう、ね!すっごい濃厚なのよ。エロい夜だったわ。私が寝室で寝てるっていうのに、あの2人、リビングのソファでエッチしてるのよ。匠も瑠生も、野獣よね。あんなあま〜い声で囁きあってて、聞いてるこっちも恥ずかしいわ」
美衣は思い出してニヤけてしまう、と、そこに後ろから、
「美衣、あんたねぇ〜〜〜!!」
と瑠生が仁王立ちで赤い顔して睨みつけてくると、美衣は振り向いて瑠生を見てニコッと笑った。
「あ、瑠生に聞かれちゃった。じゃ、またね。慎也も早く迎えに来てよ。出産立ち会う約束だからねっっ」
美衣はそう言って電話を切ると、
「聞こえないわけないでしょ?あんな激しい〜声」
と微笑んで瑠生に言うと、瑠生はまたさらに赤い顔になって、
「やだもう!最低っっ!」
と怒ってキッチンの方に行ってしまった。
照れてる照れてる!
美衣はそんな瑠生の背中を見て、ぷっと吹き出した。
翌日、ベランダで美衣は慎也に電話をかけて話していた。
「もう、ね!すっごい濃厚なのよ。エロい夜だったわ。私が寝室で寝てるっていうのに、あの2人、リビングのソファでエッチしてるのよ。匠も瑠生も、野獣よね。あんなあま〜い声で囁きあってて、聞いてるこっちも恥ずかしいわ」
美衣は思い出してニヤけてしまう、と、そこに後ろから、
「美衣、あんたねぇ〜〜〜!!」
と瑠生が仁王立ちで赤い顔して睨みつけてくると、美衣は振り向いて瑠生を見てニコッと笑った。
「あ、瑠生に聞かれちゃった。じゃ、またね。慎也も早く迎えに来てよ。出産立ち会う約束だからねっっ」
美衣はそう言って電話を切ると、
「聞こえないわけないでしょ?あんな激しい〜声」
と微笑んで瑠生に言うと、瑠生はまたさらに赤い顔になって、
「やだもう!最低っっ!」
と怒ってキッチンの方に行ってしまった。
照れてる照れてる!
美衣はそんな瑠生の背中を見て、ぷっと吹き出した。
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