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ディスタンス
第3章 スイートルーム
自分でも、こんな風に瑠生を抱く日が来るなんて…思いもしなかった。


瑠生の中にいると、昔の孤独だった頃の自分が、なんで生かされてきたのか、何度も死にかけて、どうしてスティーブや瑠生に出逢ったのか、その理由が、分かったような気がした。




子供だった瑠生が、今は大人のオンナの顔で、俺を挑発して受け入れる。



激しさを増して、高速に腰を動かすと、瑠生は俺の肩にしがみついて、


「あっっ…!も、もう…だめ…、匠…!」

と喘ぎながら言うと、俺はそんな瑠生を上から見つめてその唇にキスをすると、最後に全力を振り絞って、瑠生と一緒に絶頂を迎えた。




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