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第4章 最初で最後の?別れ話
マンションのエレベーターに乗り込み、16階のボタンを押した。

ノンストップで16階に着いて、俺は走って部屋に向かいドアを開けた。鍵は開いている。中で、瑠生の泣き叫ぶ声がして、寝室に駆け込んだ。


スーツケースに衣服を投げ入れて、


「ウアアァッ!」


と服を鷲掴みにして泣いている。

「瑠生、俺は…」

と俺は思わずその背中に話しかけると、瑠生はハッとしたように顔を上げるが、こっちに振り向かなかった。


「何も聞きたくない!匠の気持ちはよく分かったわよ!狙われたり拉致られることなんて大したことじゃない。匠はそんなことが怖いんじゃないのよ。あたし死んだら、匠は1人になるの。それが嫌なのよ!自分が1人になることがいやなのよ!!」
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