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ディスタンス
第4章 最初で最後の?別れ話
激しく早く突いて、瑠生はそんな俺を受け止めようとしている。





ああっ!






なるばく声に出さないように、俺はイッた。



激しく乱れる呼吸を整えようとして、瑠生の上にかぶさるように倒れていくと、瑠生はそんな俺をしっかりと抱きしめた。



「匠…愛してる…。まだ…抜いちゃいやだよ。あたしの中にいてね…。感じていたいから」


瑠生は媚薬のような甘い囁きを俺の耳元で奏でて、足にキュッと力を入れてくると、入っていたところが締め付けられて、すぐにまた元気になってしまった。

「ばか…!締め付けるなよ。骨抜きにするつもりか…」

苦笑いになって俺が言うと、瑠生もなんだか笑って俺にしがみつくと、俺の首筋に柔らかな舌を這わせた。
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