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第5章 匠の浮気現場を取り押さえろ

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「匠が浮気してる⁈」


先日、ボディーボードをしていると、友達のアンジェが顔を近づけてきて、匠の浮気現場を見たと言ってきた。

ポリスマンのジミーにも聞こえて、駆け寄ってきた。

「嘘！まじで⁈」

ジミーが言うと、あたしはムッとしてジミーをキッと睨みつけると、ジミーはギクッとして肩をすぼめて小さくなった。あたしはまたアンジェを見て、

「し、仕事の依頼人と待ち合わせしてただけでしょ？」

と苦笑いしながら言うと、アンジェは頭を横に振った。

「そりゃさ、仕事なのは分かるよ！でもね！へんなおもちゃを買って、匠さん、早く試してみたいなって言って、その女の人の腰を、こう…グイッと抱き寄せたのよ！」

アンジェは興奮して言うと、あたしの腰を抱き寄せてきた。