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adult love 〜大人の恋〜
第10章 青い海で結ばれるのは…
待ちに待った海当日。

マスターさんが運転する車に乗る4人。

運転席にマスターさん。助手席に麗奈。その後ろに優、咲斗、由美。の3人。

後ろ側…正しくは後ろのカップル2人が主に騒いで、マスターさんと麗奈が面白くなり笑う。という状況だ。

優は何とも言えない表情で窓から外を見ている。

「おい優!いつまでムスッとしてるんだよ!」

「そうそう。海についてまでそうしてる気?」

「うるせぇ。無理矢理連れてきたのはそっちだろ」

「そんな言い方ないんじゃない!?」

「2人とも……そのへんで……」

「あぁ?大体わざわざこのメンツで俺入れるとか……嫌がらせかよ……」

「なんか言った?」

「……何でもねぇよ。」

(そんなに来るの嫌だったのかな……)

車内の空気がピリピリしてきた頃。

「さぁ、喧嘩はそこまで。着いたよ」

マスターさんが海についたことを知らせてくれる。

「おおー!!すげぇ!海だ!」

「海に来たんだから当たり前でしょ……」

「いいじゃねぇかよ!少しくらい感動したって!」

「まぁ、でも。その気持ちわからなくもないわ(笑)」

「だろ!?」

2人が言うように、透き通った青い海はとても綺麗だ。

「じゃあ着替え終わったら外で待ってるようにね」

「「「はーい!」」」

そうして5人は男女に分かれ、水着に着替えに更衣室に入っていく。

(やっぱり恥ずかしい……)

「麗奈〜着替え終わった?……って、何隠してんのさ!
せっかくそれにした意味が無いじゃない!」

「で、でも……」

「ほら!行くよ!」

由美が麗奈の手を引き、外へと連れ出す。

「ま、待ってよー!」

「お待たせしました〜!」

外には3人が揃っていた。

「おおー!2人とも可愛い〜♪」

咲斗がはやし立てる。

「……! うん。よく似合っているよ。」

マスターさんが一瞬驚いたように目を見開き、その後すぐにニッコリと笑い2人を褒める。

「……っ!」

優は麗奈を凝視したまま固まっている。

「ゆ、優?」

「……な、なんでもねぇ……」

そのままそっぽを向いてしまった。

(やっぱり似合わないよね……)

麗奈がショボンとしていると。

「よし!とりあえず泳ぎに行こ?」

由美がみんなに呼びかける。

「そうだな!せっかくだし!」

「よし!麗奈行くよ!」

「ま、待ってよー!」
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