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adult love 〜大人の恋〜
第11章 助けてもらったお礼は
(やっぱり広いなぁ……)
外から見ただけでも凄く大きなホテルだったのだ。30分程度では歩ききれないほど物凄く広い。
(でも時間が時間なだけに歩けるところが限られてる……)
だが散歩程度の麗奈にとってはちょうどよかった。
「夜中に独り歩きは危険だよ?」
「えっ!?」
後ろから声をかけてきたのは
「やぁ。僕のホテル気に入ってくれたかな?」
このホテルの経営者で、マスターの知り合いの信条さんだった。
「び、びっくりした……」
「驚かせてしまってすまないね」
微笑みながら詫びる。
「あの…素敵な部屋をありがとうございました!」
「いいんだよ。気に入ってくれたならよかった」
「はい!もうとっても……!」
「そうか…それより、少し付き合ってくれないか?いい場所を教えてあげる」
「いい場所……ですか?はい!行ってみたいです!」
まだ眠気はなかったし、経営者本人がいい場所と豪語するのだ。それは素敵なところなのだろうと期待しながら信条に付いていく。
「さぁ、ここだよ」
そこはカウンター席があるだけの小規模のバーだった。
「あの……私お酒は……」
「ああ、分かっているよ。ジュースなどもあるから大丈夫だ」
「それなら……」
「さぁ、どうぞ」
そう言って椅子を引いてくれる
(何にしよう……)
バーなど経験が無い麗奈はなにを飲もうか迷ってしまう。
ソフトドリンクも意外と種類があるのだ。
「もしよければ僕のおすすめを飲んでみるかい?」
「えっ、それって」
「もちろんお酒は入っていないよ」
「なら、お願いします!」
「分かった…マスター例のを」
「かしこまりました」
そうして出されたのはピンク色のベリーの香りがするものだった。
「わぁ……!綺麗!」
「ふふっ、気に入ってくれてよかったよ」
「はい!いただきます!」
そうして口をつける。
「意外とさっぱりしてて飲みやすいです♪」
「そうだろう?自慢の1杯なんだ」
信条が自慢するのも頷ける
そうしてたわいも無い話をしていると、段々と麗奈の呂律が回らなくなってくる。
(あれ……?)
「ふふ、そろそろかな?」
「しん……じょう……さん?」
「さぁ、今はゆっくりおやすみ。まだまだ夜は長いんだから」
不敵に微笑む……
外から見ただけでも凄く大きなホテルだったのだ。30分程度では歩ききれないほど物凄く広い。
(でも時間が時間なだけに歩けるところが限られてる……)
だが散歩程度の麗奈にとってはちょうどよかった。
「夜中に独り歩きは危険だよ?」
「えっ!?」
後ろから声をかけてきたのは
「やぁ。僕のホテル気に入ってくれたかな?」
このホテルの経営者で、マスターの知り合いの信条さんだった。
「び、びっくりした……」
「驚かせてしまってすまないね」
微笑みながら詫びる。
「あの…素敵な部屋をありがとうございました!」
「いいんだよ。気に入ってくれたならよかった」
「はい!もうとっても……!」
「そうか…それより、少し付き合ってくれないか?いい場所を教えてあげる」
「いい場所……ですか?はい!行ってみたいです!」
まだ眠気はなかったし、経営者本人がいい場所と豪語するのだ。それは素敵なところなのだろうと期待しながら信条に付いていく。
「さぁ、ここだよ」
そこはカウンター席があるだけの小規模のバーだった。
「あの……私お酒は……」
「ああ、分かっているよ。ジュースなどもあるから大丈夫だ」
「それなら……」
「さぁ、どうぞ」
そう言って椅子を引いてくれる
(何にしよう……)
バーなど経験が無い麗奈はなにを飲もうか迷ってしまう。
ソフトドリンクも意外と種類があるのだ。
「もしよければ僕のおすすめを飲んでみるかい?」
「えっ、それって」
「もちろんお酒は入っていないよ」
「なら、お願いします!」
「分かった…マスター例のを」
「かしこまりました」
そうして出されたのはピンク色のベリーの香りがするものだった。
「わぁ……!綺麗!」
「ふふっ、気に入ってくれてよかったよ」
「はい!いただきます!」
そうして口をつける。
「意外とさっぱりしてて飲みやすいです♪」
「そうだろう?自慢の1杯なんだ」
信条が自慢するのも頷ける
そうしてたわいも無い話をしていると、段々と麗奈の呂律が回らなくなってくる。
(あれ……?)
「ふふ、そろそろかな?」
「しん……じょう……さん?」
「さぁ、今はゆっくりおやすみ。まだまだ夜は長いんだから」
不敵に微笑む……