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Sex Kaleidoscope~愛の万華鏡~
第1章 『果てしない愛という欲望へ』

 光が降り注ぐ白いバスルーム。
 
シャワーのお湯が、俺の背を打つ。


「…あッ…や…あッ」

 
 立ち上る湯気と水音を縫って、高い声が響いた。

 
「も…やめ…んッ…!!」


 制止の声に、俺は視線だけ上げる。

 バスタブの縁に腰を掛け、開かれた足を震わせて、
君は言葉とは裏腹に俺を煽る。

 その潤んだ瞳と、羞恥に染まる頬で。

 君が望むことなら、すべて叶えたくて、
俺は硬くなった芯を舌先でくすぐり、目の前に咲く、
自らの蜜に濡れた花へ指を差し込む。


「や…ッ!!」


 小さく叫んで、君の白いつま先がタイルを滑る。

 俺の肩に、君の指先が食い込んだ。

 ピっと嬉しい痛みが走る。

 同時に、君の身体が傾いて、俺はその柔腰を抱き寄せた。


「平気か?」

「んッ…やッ」


 問いかけに答えられず、俺の腕の中で君が喘ぐ。

 俺の指はまだ、君の中をまさぐったまま。

 濡れた唇を塞いで、舌を潜り込ませれば、絡ませるリズムで、君の中も波打つ。


「んんッ……」


 重ね合わせた唇の隙間から零れ落ちるのは、俺と君の甘い蜜。

 初めて自分の味を知ったと、はにかみながら告白した君が、どうしても愛おしい。

 君の後れ毛が一筋、白い肌に張り付いて、胸のカーブを縁どっていた。


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