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電動人形
第35章 御奉仕
後釜の男のねちっこくもあり、そして引きちぎるようなセックスを終え、最後に今一度、主への裏切りの事実を突き付けられ、
身も心もズタズタにされた人形は、
哀しくも、男の口づけで気を取り戻した。

自分の脚で立ち上がるとツツゥと男の白濁が内ももを垂れる。

んぁあ…知らないチンポの精液がぁあん…

男の言葉が擦り込まれて悲しい告白を続けた。

途中から急に自信過剰に豹変した男を受け入れ、内外共に塗り替えられてしまったようだ。

凌辱は人形の淫らな美しさを引き出していく。

主の『全てを捧げる』という命令の意図がそこにあるのかもしれない。

テレビ電話で、喋ることも出来るはずの携帯は、全く声を発しない。

動揺の声すら上がらないのは驚きだ。

ギャラリーの顔ぶれも変わる。

最初から見ていたのは、40代の男、僕、そして隣に座る初老の男の三人となる。

いよいよ、40代の男が動き出すのか?

降車した男の凄まじい凌辱に皆呆気にとられたような間があった。
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