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電動人形
第35章 御奉仕
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俺は、乳首の吸引器具を知らない男が、まさかあれだけの凌辱を果たすとは思わず、三番手を任せてしまった。

順番をどうこう言ってるのではなく、たっぷりモノを与えられて、少し飢えを満たしてしまったことを懸念していた。

まぁ、時間はたっぷりある。また飢えを覚えさせればいい。
オレは気を取り直して、紙袋を漁る。


ふふっ、やっぱりあった。
主の趣向なら、あるはずだと思った道具を取り出した。

それを二つのつり革に通してから、人形の手首に結び付ける。

そして人形の手袋を離してつり革から外してやった。

だらん…

握りしめていたせいか、人形は手に力が入らないようだ。

腰を直角に折る姿勢を取らせて、縄の長さを調節する。

カチャカチャ…

二つのつり革がぶつかり合って鳴る。

人形はそれを頂点に両手首を広げ、真っ赤な縄が三角形を描いた。

起き上がれば普通に立てるはずなのに、諸々の疲労からか、人形は縄にぶら下がったままだった。

「凄い激しいセックスだったからね。
少し休んでいるといいよ。」

無論休ませるつもりなどない。飢えを覚えさせる時間をとるだけだ。
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