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蜘蛛の巣
第2章 心のマッサージ
午後のひととき、久しぶりに高校時代の友人(有香)と
ケーキバイキングを楽しんでいた。
友人は子供もいて毎日子供の世話で大変だよと
幸せいっぱいの話をしている
黙々とケーキを食べるのを見て
「大丈夫?なんかあった?」
心配そうに話しかける
麻友は今までの話をマシンガンのような勢いで話した
有香ちゃんはいつも相談に乗ってくれる
ひとしきり話すと「スッキリした?」
と聞かれ、麻友は「うん。」と深呼吸をした。
有香ちゃんが最近マッサージに通ってるらしく
「麻友~疲れてるんだよ~リフレッシュしてきな」
そう言ってチラシをくれた。
「そうかもしれないね」
麻友は後日そのマッサージ店へ行くことにした。