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*。:゚+ 小鳥遊 医局長の恋+゚*。:゚
第9章 忘年会
…あ…そろそろ帰りましょうか?
「そうですね。」
ふたりは席を立った。冬は今泉にきっちりとお金を渡した。冬はデートする時には必ず割り勘にしていた。気にすることは無いのにと今泉は笑った。
…あ…でもエロスは違うか。
「こういうことはきっちりしとかないと。」
では…ありがたく頂きますと微笑み、助手席の車のドアを開けた。
「お家まで送りますよ。」
ハンドルを持つ手も、白くて大きくとても綺麗だった。
「いえ最寄りの駅までで大丈夫ですよ。」
…ちょっと警戒。てか流石に先生のマンション前まではまずいもんね。
「判りました。」
…あら…結構あっさりしてて良かった。
駅までは直ぐについた。
「どうも有難うございました。では…」
駅の方向へ歩き出した時に呼び留められた。
「月性さん!忘れ物…。」
…え?
「ごめんなさい私何か忘れてましたか?」
冬は慌てて車に戻ると、今泉は運転席の窓を大きく開けて少し顔を出した。
「はい 忘れ物。」
―――チュッ。
今泉はそっと冬の顔を支えたかと思うと、顔を近づけて、冬の唇を吸うように優しくキスをした。ホットケーキ・シロップの甘い味がした。
冬は、余りにも唐突で、一瞬の出来事だったので呆然とした。冬の顔は紅潮し、耳は真っ赤になった。
「おやすみなさい♪また…ね。」
今泉はとても嬉しそうに笑って車を出した。
…あれ?なんか…私…キュンキュンしてる。
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「そうですね。」
ふたりは席を立った。冬は今泉にきっちりとお金を渡した。冬はデートする時には必ず割り勘にしていた。気にすることは無いのにと今泉は笑った。
…あ…でもエロスは違うか。
「こういうことはきっちりしとかないと。」
では…ありがたく頂きますと微笑み、助手席の車のドアを開けた。
「お家まで送りますよ。」
ハンドルを持つ手も、白くて大きくとても綺麗だった。
「いえ最寄りの駅までで大丈夫ですよ。」
…ちょっと警戒。てか流石に先生のマンション前まではまずいもんね。
「判りました。」
…あら…結構あっさりしてて良かった。
駅までは直ぐについた。
「どうも有難うございました。では…」
駅の方向へ歩き出した時に呼び留められた。
「月性さん!忘れ物…。」
…え?
「ごめんなさい私何か忘れてましたか?」
冬は慌てて車に戻ると、今泉は運転席の窓を大きく開けて少し顔を出した。
「はい 忘れ物。」
―――チュッ。
今泉はそっと冬の顔を支えたかと思うと、顔を近づけて、冬の唇を吸うように優しくキスをした。ホットケーキ・シロップの甘い味がした。
冬は、余りにも唐突で、一瞬の出来事だったので呆然とした。冬の顔は紅潮し、耳は真っ赤になった。
「おやすみなさい♪また…ね。」
今泉はとても嬉しそうに笑って車を出した。
…あれ?なんか…私…キュンキュンしてる。
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