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*。:゚+ 小鳥遊 医局長の恋+゚*。:゚
第3章 性癖
「トーコさぁん…。」

小鳥遊が冬のことをこんな呼び方をする時には、大抵何かお願いがある時だった。

「ねぇ…一緒に出張ついてきてよ。」

…秘書じゃあるまいし、私も仕事があるので無理です。

セックス依存症を否定する小鳥遊だったが、冬は確信した。

「私が居なかったら我慢出来るっておっしゃってたじゃないですか…帰って来たら一杯しますから♪お仕事頑張って下さい。」

出張前の夜、旅立つ朝…しっかり冬と愛し合って出かけた。

…小鳥遊先生は私を愛しているのだろうか?

それすらも怪しかった。それならば,割り切り,今を楽しもうと思った。ただ時折見せる小鳥遊の言動に戸惑いを感じた。冬は出張から帰って来たら、聞いて見ようと思った。

あれだけセックスが好きなのに、マンションにはエッチなDVDや本などは一切なかった。PCでも見ている形跡は無かった。

…エロ変態なのに不思議だ。

病院と家とのギャップが激しすぎて、どちらが本当の姿なのか困惑していた。仕事中はいつもの真面目でてきぱきと仕事をこなす、“手が掛からない”医者だった。最近になって「小鳥遊ファンクラブ」なるものが存在したことを知った。確かにルックスは良いし、妻帯者(と表向きはなっている)ので、本気で堅物の浮いた話が全く無い小鳥遊を狙う看護師はいなかったし、恋愛感情抜きのあこがれとか尊敬などそういった類のようだった。

家では「トーコさん」とか「とうこ」と呼ばれるが、
病院だと「月性さん」と呼び、一切呼び間違えも無いところが流石だ。恋人でも遊びでも…小鳥遊程、完全秘密主義の人を冬は今まで見たことが無かった。

家に帰ってからの束縛は酷いが、ルックスは良いし、セックスも上手だったので、それでも冬は楽しかった。

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