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*。:゚+ 小鳥遊 医局長の恋+゚*。:゚
第5章 サラム
学生指導のお陰で、今のところは“日勤の強制執行”は無事に回避。

暫くは安泰…と思ったのもつかの間、現実は…そう甘く無かった。以前にも増して、早朝と帰宅後のプレイが濃厚になった。小鳥遊が居る時には、膝の上で“入れっぱなし”の座位プレイを半ば強要された。冬は生徒の看護記録をチェックしコメントを書き入れている時に、小鳥遊は新聞を読んだり、医学雑誌に目を通したりしていた。

「あぁ…ん。」
冬の指先から鉛筆が転がり落ちた。小鳥遊のヤル気スイッチがオンになった瞬間、激しく冬を突きまくる。そのたびに冬の仕事は押し寄せる快楽によって強制的に中断せざる終えなくなる。

「訓練をしておかないと…どんな時でも集中出来るように。」

小鳥遊は今日も夕刊を読んでいた。

…訓練で学んだスキルを一体どこで発揮しろと言うの?

「そん…な…こと…感じちゃう…んだから…仕方が…ぁぁ…くっ…はぁ…はぁ…無いでしょう…ぁぁ」

…快楽地獄…この状態で仕事に専念出来るヤツが居たら教えてくれyo…って。あ…ちょっと待て…ここに居た…目の前に居た。

我慢すればするほど、甘美な刺激はうねりとなって冬に襲いかかる。

「あなたは…本当に…いやらしい人ですね…僕の全てを飲み込んでしまうなんて…。」

小鳥遊は腰をきゅっと使って冬をかき混ぜる。そのたびにクチュクチュと欲望のスープがいやらしい音をたてた。

「僕にトーコさんが絡み付いて、奥へ奥へと誘うんだ。」

滴り落ちる冬の蜜が、小鳥遊の下腹部を濡らす。唇が冬の首から胸へとゆっくりと這っていき、そのたびに冬の皮膚がぞわぞわと騒いだ。小鳥遊は自然と胸の先のボタンを指先で弾き始める。

「あぁ…ちょっと…待っ…ああん…イヤぁん。」

冬の体を熟知する小鳥遊に冬をいかせる事など造作もないこと。小鳥遊の前で我慢をする事自体が不可能だ。冬は、じらすこともそれに抗うことも出来ず、甘く温かい激しい波間で小鳥遊の気が済むまで翻弄されるしかなかった。


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