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イケナイ診察
第1章 出会い
名前を呼ばれ、診察室のドアを力いっぱい押す。
でも力が足りなかったみたいで、よろよろと躓きながら診察室へと転がり込んでしまった。
カァァ…と顔が熱くなる―――
「何してるんだ…早く座って。」
え……?
予想外に低くて押しの強い声にびっくりして、私は思わず目を瞑ってしまった。
「あ……はいっ……ごめんなさい……」
ふと目が合うと、先生は、まるでオスみたいな、欲情しているみたいな目をしていた。
舐め回すような視線で見られて恥ずかしいな…
「で、今日はどうしたんだ?」
「あの……お腹が痛くて…その…なんていうか…女の子の……下…が…痛くて…。」
「はっきり言わないと伝わらないよ?」
うっ……
「…」
頬を紅潮させて俯いてしまった私に、囁くような低い声で、「生理痛か?」 と、尋ねた。
先生は畳み掛けるように続ける。
「恥ずかしいことじゃないよ。
薬を処方しておくけど、強烈に効く薬で心配だから、もう一度診察させて。」
そう言うと、先生はごつごつとした指先でキーボードを打ち鳴らし、
私の服を捲って、指先で私のお腹をくすぐるように、濃厚に擦った。
「あっありがとうございます…それ…気持ちいいです…」
なんか変な気分になるなー……
「そう……。ま、お大事にどうぞ。」
先生は恥ずかしかったのかぶっきらぼうに言い捨てて、退室を促した。
それが先生との初めての出会いだった。
でも力が足りなかったみたいで、よろよろと躓きながら診察室へと転がり込んでしまった。
カァァ…と顔が熱くなる―――
「何してるんだ…早く座って。」
え……?
予想外に低くて押しの強い声にびっくりして、私は思わず目を瞑ってしまった。
「あ……はいっ……ごめんなさい……」
ふと目が合うと、先生は、まるでオスみたいな、欲情しているみたいな目をしていた。
舐め回すような視線で見られて恥ずかしいな…
「で、今日はどうしたんだ?」
「あの……お腹が痛くて…その…なんていうか…女の子の……下…が…痛くて…。」
「はっきり言わないと伝わらないよ?」
うっ……
「…」
頬を紅潮させて俯いてしまった私に、囁くような低い声で、「生理痛か?」 と、尋ねた。
先生は畳み掛けるように続ける。
「恥ずかしいことじゃないよ。
薬を処方しておくけど、強烈に効く薬で心配だから、もう一度診察させて。」
そう言うと、先生はごつごつとした指先でキーボードを打ち鳴らし、
私の服を捲って、指先で私のお腹をくすぐるように、濃厚に擦った。
「あっありがとうございます…それ…気持ちいいです…」
なんか変な気分になるなー……
「そう……。ま、お大事にどうぞ。」
先生は恥ずかしかったのかぶっきらぼうに言い捨てて、退室を促した。
それが先生との初めての出会いだった。