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第7章 カローレ。再会の時

15時少し過ぎた頃か。撮影も終わり片付けや着替え、諸々の始末をして16時少し前に帰路に就いた。車でまず秋人のマンションに向かうと車を置いた秋人。そのまま待たせていた姫紗の車に乗りこんだ。

「じゃぁ…出しますね？」
「あぁ。」

そうして姫紗のマンションに向かう２人を乗せた車。自身の車庫に車を入れると部屋に入っていく。

「お邪魔します。」
「いえ…どうぞ」

そうしてリビングに通してラブソファに秋人を通して自分はラグの上にぺたりと座った。

「それで話って何？」
「あの…」
「…何？」

まっすぐに見つめる秋人の目に視線を重ねることが出来ずに俯いてしまう。