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第24章 番外編:DOKI/DOKI

そんな時だった。一頻り電話をかけ終えた秋人は姫紗に目をやった。

「どのくらい？」
「え？」
「どの位になる？」
「でも５週で超初期だって。言われたから」
「だったら仕事は休まないと！無理したらだめだ。」
「そんな…多少は動かないと。」

そんな小さな意見の食い違いも気付けば笑い合っていた２人だった。


秋人も姫紗も…仲間達全員が祝福をしてくれている。


　 無事に生まれて…


それだけがただ唯一の願いのように…

新たに見つけた幸せの種を…誇らしく咲かせるように。

この子が生まれてくるのはもう少し後の事…

今はただ、もう少し花開く時をゆっくりと待ちましょう…


～The real last～