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第7章 カローレ。再会の時

見つめ合い…

肌を重ね…

髪に指を滑らし…

また舌を絡める様に差し出す２人…

その空気に当たってしまったスタッフも何人かは途中で耐えきれなくなって部屋を一端出るほどだった。

その撮影はまだまだ続く…ベッド上の２人にカメラマンからの指示は飛ぶ。

「少し話しながらでも良いよ？もっと見とれる雰囲気出して…」

そういうカメラマンの言葉を聞いた瀬奈は耳元で話し出す。

「だって秋人…」
「ﾌ…」
「秋人の仕草変わったね…」
「仕事中だ…」
「ｸｽ…」

首筋にすり寄るように甘える瀬奈の背中に指を滑らす秋人。ベッド上を撮り終えて次はバスルームへ移動した。