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第9章 初・蜜・夜

ゆっくりと抜くとゴムを処理した秋人はそっと横になると姫紗を抱き寄せた。その腕に応えるように背中に腕を回す姫紗。

「秋人…」
「ん？…痛くなかったか？」
「ん…///」
「…どうした？」
「何でもない…」
「…何だよ…ん？」

そっと体を離し顎を持ち上げ見つめ合った。

「何？」
「…////」

そっと頬に手をやると唇をなぞる姫紗。そんな姫紗の指をチュクリと舐める。

「……ｯ////」
「まだ誘ってる？」
「誘って…ない///」
「この顔が誘ってるって言うんだけど？」

まだ余韻が残る腰をなぞり、顔を赤らめる姫紗の唇にキスを落とす。仕草１つに体は反応を返す。