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第11章 愛しきバースディの前に

「だって何？」
「他の人には相談しにくいっていうか…」
「俺に言えばいいだろ」
「秋人悦ばせるのに秋人に言える？」
「…だからって雪にいうか？ヤられるぞ？」
「そんな節操なしじゃないよ？確かに練習台にはいつでもなるって言われたけど…」
「へぇ…」
「なって貰ってないよ！？」
「解ってる…」
「本と…？」
「ただ…なんかムカつく…」

そう呟くと噛みつくように唇を重ね舌を差し入れた秋人。息つく間すら与えないかのように何度もブレスを挟みながらも離れることの無いように押さえながらもキスを重ねていた。

「ﾝﾝ…ﾁｭｸ」
「ｸﾁｭｸﾁｭ…ﾁｭ」
「ﾝｧ…ﾊｧﾊｧ…」