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第20章 最大の山場

「はい…時任です」
『突然の電話済みません。私小谷悠といいます。お疲れの所すみませんがお話させていただく事出来ますか？』
「小谷さんって…芸能記者の…ですか？」
『はい、一応その芸能記者です。』
「話ってハルとの事ですか？」
『まぁ、そうなんですけど。』
「何でしょうか？」
『僕が聞きたいのは少ないんですよ。おつきあいしてるんですか？』
「はい。」
『今後結婚のご予定は？』
「縁があれば…春日秋人さんとこのまま出来たらと思ってます。ついでに妊娠はしてないので」
『ありがとうございます。お幸せに…』

そうして通話は切れた。小谷は自身の聞いたことしか信じない。