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starlight kiss
第20章 最大の山場
その言葉を聞いた姫紗は言葉が止まった。

「秋人…今なんて言ったの?」
「だから、結婚しよう?本当はさ。今日2人でマンションで夕飯食べてるときに言おうって思ってた。だけどこんな病室ででのプロポーズなんて色気もないし、姫紗の望んでいたようなきれいなプロポーズじゃないけど。」

そう言いながら秋人は優しいでもなく、温かいでもない…日だまりのような笑みを姫紗に向けた。

「本当に私でいい?」
「姫紗じゃなくちゃ意味ねぇよ。」
「風当たりも…強くなるよ?」
「俺が守る。」
「でも…」
「姫紗…御託は要らねぇ。俺の所に来い。」
「……ッありがと」

そして笑い姫紗は瞼を閉じた。
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