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starlight kiss
第23章 右手に愛を、左手に光を。
「ハァ…」

ため息を吐く秋人の横で完全に考え込んだ姫紗は少しの間の後に口を開いた。

「他の子がどう思うか解んないんだけどね?私は別にそれだけが魅力とは思わないよ?」
「姫紗ちゃん?」
「それ以外にも沢山魅力なんてあると思う。かなりチャラい雪都さんだって本当はすごく優しくて相手のことを想ってる。どうしたら良いかってすごく悩んだりもしてる。そう思いやれる気持ちだって1つの大きな魅力の内だし…それでも持久力がなきゃ嫌だなんて言うのは女のわがままだし。だけど体の相性だってあるし…」
「…姫紗…?」
「全部が望み通りな相手なんて居ないと思うもん。」
「秋人も?」
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