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ドラスティックな恋をして
第1章 想い出に導かれて
なんて的を得た事言うんだこの男・・

「そ、そうですけど・・なんか熟女って、最終手段っていうか、
 もうこれしか言いようがないって言葉みたいで・・」

見知らぬ男に、反射的にでも抵抗できたことに依子自身驚いた。
言わずにはいられない気持ちに加えて、
この男とかかわりを持ってみたいと口は勝手に動いたんだ、と依子はすぐに気づいた。
それほど、男の瞳が刺激的だったのだ。


だが、これ以上話すことは特にない。
それに、自分は絃を買いに来て、その絃の置いてある棚まで
あと数歩のところまで来ているのだから、さっさと絃を買って店を出ようと
男にむかって小さくあごを突き出してからその場を去ろうとした。

すると男は、ちょっとちょっと、と熟女の背中に声をかけた。

「ねぇ、もしかしてあなたもギター弾くの?」

依子が振り向くと男は、無意味に6本の絃をなでおろした。
反響する金属音が、懐かしかった。

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