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後輩くんの挑戦状 ~僕に惚れてもらいます~
第7章 休日の小悪魔

「パンケーキを選ぶ女が、男にとって " 可愛い " 女性とはかぎりませんよ」

「……っ」

そのペラペラと上手く回る舌
いったいどういう造りになってるのよ。

私は返事もしないで、目の前の食事にがっついた。

ジャムとバターが添えられた厚いトースト。
レタスのサラダと茹で玉子。

どれも素朴ながら良い味で、このセットが550円だと思えば十分に贅沢だ。

葉川くんとの食事なんてさっさとすませてしまいたかったが、急いで食べるには惜しい朝食。


“ 今度近くに来る機会があったら… ”


ひとりでまた訪れたいと、そう思う喫茶店だった。








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