この作品は18歳未満閲覧禁止です
君はオオカミ
第2章 それぞれの告白
そんな話をしていると……
「瑞希、その男だれ?」
「あ、将ちゃん!相澤先輩だよ?」
将ちゃんはじっーと先輩を見た後、
「そうなんだ……。ねぇ、今日、瑞希家に行っていい?」
「いいけどどうしたの?」
いつもはそんなこと聞かなくても来るのに。
「内緒」そう言って将ちゃんは私たちを横切った。
「彼は?」
相澤先輩は過ぎ去った将ちゃんを見ながら訪ねてきた。
「幼なじみの西本将希です!ちょっと人見知りで💦」
「へぇー…、そうなんだ。仲いいの?」