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君はオオカミ
第3章 現れたオオカミ

あれから授業は順調に進み今は放課後!


「将ちゃん、帰ろ〜」


私がそう言うと将ちゃんは黙って鞄を取り

こちらに近づいてきた。

ん?

将ちゃん、機嫌悪い?


「将ちゃん、どうかしたの?」

「うん」

「どうして?」

「知りたいの?」

「そりゃ、気になるしね」


将ちゃんは少し考えると


「瑞希家に行ったときに、何でか教えてあげる」



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