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囚われた彼女
第4章 変化の日
私は彼の目標の高さを心配して言った。
『そんなにハードルを上げなくてもいいと思うけど。』


「でも、目標は高くないとご褒美の意味がないじゃないですか」
私は中学一年生とは思えない言葉に驚き感動しつつ、ご褒美をどうしようか…なんて考えていた。

何がいいかな、無難なのは筆箱とかの文房具?でも私からあげるよりも高価そうなものを琢磨くんは使っているし…。
自覚は無かったが、琢磨くんへのご褒美を考えている私は百面相だったと思う。

「余り高い物は買えないけど、いい?」

「はい!僕が欲しいのは先生が考えているような金銭的に負担がかかるものじゃないですから大丈夫ですよ。」


「その‴行為‴自体は価値のあるものですが...。」
囁くような小さな声で発した二言目を聞き取ることができなかった私は、一言目の高価でない。という言葉に安心していた。

そして琢磨くんがそんな様子の私を愛しいものを見るような目で見て、そして自分の思惑通りに事が進んでいる事に対する喜びを隠しきれない様に口を隠していた事に私は気づかなかった。



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