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蕩けるようなキスをして
第9章 華夜子
これから彼女と、少しでも穏やかに過ごす事が、もしも出来ると言うのなら。
自分が彼女よりもひとつ年下なのは、紛れもない、事実。
凄く、悔しいけど。
たったひとつの差が、だからどうした、そう、思うけど。
たったひとつの差なんか、軽々と乗り越えてみせるけど。
でも。
自分がそう呼べばいいのなら。
そうするから。
だから-。
「呼んでよ」
華夜子は陸に、静かに、伝えた。
陸は彼女が何を言っているのか、まるで分からなかった。
とりあえず笑みを張り付けたままの顔を少し傾げて、陸は彼女を促すように、見た。
左の耳朶で、ピアスが揺れる。
陸の、もっと分かりやすい答えを求める目線を受け、華夜子はようやく、彼を見据えた。
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