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残像
第10章 おまけー再会ー
翌日。八尋は荷物を背負い、市八の手を引いて歩く。

サチは深く笠をかぶり、八尋に続いた。

小石川の、高石養生所を尋ね、辿り着いた。

市八は歩き疲れて眠ってしまい、八尋が抱いていたが、力のない八尋には重い荷物を背負った上に子を抱くのは偉く骨の折れる仕事だった。

目指す看板が見える頃にはくたくたに疲れ果てていた。

「ごめんくださいまし」

サチが声を掛ける。中から妙齢の女性が出てくる。

「こちらに、鷺と兵衛という人がいらっしゃる?八尋とサチが来たと言って下されば判ります」

「はい、お待ちを…」

一度奥に下がって取り次いだ後、洗足桶を持ってきてくれる。

座って足を洗い、家に上がった。
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