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第2章 義兄妹で犯して

　竜が昇り行くように肢体をグゥッと上に伸ばして、しばしそれで静止した後でガサッと崩れ落ちた。祥子が手を放したバイブが少しの間だけ、そんな抜け殻となった香織のお尻でうねっていたが、それも自らの動きで抜けて床にコトンと落ちた。力なく両手でブラ下がっている香織を鈴木が支えている。
「放してあげたら。もう、いい。私、帰るわ。後は好きにして」
　祥子はゾッとする冷たい雰囲気を出しながら部屋から出て行った。残された鈴木は言われたように香織の拘束を解いて、お漏らしした上に崩れ落ちないように抱きとめた。「もう許して、許してっ」と連呼する香織が胸の中に泣きついてきたのを受け止めると、しばしそのままにしてから抱き上げて、それからベッドの上に静かに置いた。そのベッドの上で女は曝された裸体を隠すこともせずに、顔だけを横に向けて涙をぬぐい続ける。その様子を見ていて、男は罪悪感にさいなまれたが、それでも自らの性欲処理を優先させ、そんな女の足首を持ってマタを広げさせた。抵抗をされることもなく、簡単に広げられた足の間に割って入り陰茎の先を女性器にあてがうと、女は泣き声を止めて涙も拭い去ってから表情を殺してもっと横を向いた。男はそんな女を感じさせてやろうと、あてがったチン先を上下させて陰唇をなぞるが、女は観念したのか？諦めたのか？はたまた祥子に陵辱されすぎてもぬけの殻となったのか？無表情でよがる声一つを上げることもなかった。つまんねぇなと思いながらグイッと陰唇の中に陰茎を入れ込む。それで女の喉の奥が「ぅん」と鳴ったようだ。