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犯した人妻の身体
第5章 穏やかなDAY TIME
交差点を左折して待ち合わせた喫茶店の前、歩道橋の下が見えると香織はもうそこにいた。大きなバッグを肩にかけ、薄い青色のミニ丈ワンピースに黒のレギンスを穿いている姿は、実年齢を知っていれば随分な若作りと思うだろうが、そうでなければ小柄な体型に実に似合っていて可愛く見える。そこに黒のサングラスで決めているのだからなおさらだ。ハザードをたいてその香織の前に車を停めて、歩道側のドアのパワー・ウインドウを下げると、「おはよう」と明るい声が中を覗き込んできた。それに比べて男の方が「ああ」と硬い表情でぶっきらぼうだ。
「後ろに荷物入れれば」
「うん。それで私は前に乗ればいい?」
「好きにすれば」
女はモタモタすることもなく後ろの座席にバッグを放り込むと、すんなりと隣の助手席に乗ってきた。「お願いしまぁす」と言われるのを返事もせずに右にウインカーを出して車を発進させた。
「後ろに荷物入れれば」
「うん。それで私は前に乗ればいい?」
「好きにすれば」
女はモタモタすることもなく後ろの座席にバッグを放り込むと、すんなりと隣の助手席に乗ってきた。「お願いしまぁす」と言われるのを返事もせずに右にウインカーを出して車を発進させた。