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犯した人妻の身体
第5章 穏やかなDAY TIME
「あなたにはもうお尻の穴まで舐められているんだから」
「・・・」
「海で着替えるのは初めてじゃないんだから大丈夫よ」
 そう微笑んで車の中に入っていった。チョッと視線で追うその後姿。閉められたドアの窓が簡易な銀色のシェィドで隠されたのを見て苦笑が漏れた。それから駆けて仲間の後ろを追い、海の中に入っていった。

(女と昼日中にデートするなんていついらいだろうな)
 ボディー・ボードで波に乗る香織の姿を見て、何度も男はそんなことを思った。寺崎いずみにフラれてからはトンと女ッけのない生活をしてきたのだから。微乳だからウエット・スーツ姿になると色気が消える香織は上手くはないが、離れたところで一人、それなりに波を乗りこなしていた。鈴木はあえてその香織とは絡まないようにしていたが、代わりに仲間たちがとっかえひっかえ変わりながらチョッカイを出しているが、その様子は笑いながらただ見ていた。既に夜の予約はできているし、なにより他人妻で彼女ではないのだから余裕がある。なによりそういうことではベテランな香織は笑顔でそつなく男たちをかわしているのが分かるからなおさらだ。それでも2度ほど同じ波に乗った時には、なんとも幸せな気持ちになれたものだった。
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