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帰ってこない「愛」
第1章 決意
今日は彼氏の槇ちゃんとデートだった。
待ち合わせの時間まであともう少し…
「槇ちゃんと今日は遊園地っ♪早く来ないかなぁ~♪」
突然、手に持っていた携帯が鳴った。
番号は登録されていないものだった…。
愛は不安になりながらも電話に出た。
「も、もしもし…?」
「あ、愛ちゃんかな⁉︎オレ、槇の友達の謙次って言うんだけど!槇がっ!病院に運ばれたって叔母さんから電話入って、急いで彼女の愛ちゃんに電話したんだ!」
「えっ…?」
謙次の言葉に愛は言葉が出なかった。
頭の中が真っ白になりそうになりながらも、謙次に教えてもらった病院に向かった。