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第3章 　新人の実験台　ー 健康診断 ー

春香のFカップの胸が、研修医に向かって晒される。

ずっとPCに向かい、横を向いていた研修医が、椅子を回転させて正面を向く
緊張の面持ちをしていた、研修医の目が輝いているのが見てとれた
乳房へと注がれる、研修医のいやらしい視線を感じ、春香はうつむいた。
...
春香の胸に、小刻みに震える聴診器が近づく
そして聴診器があてられる
「あんっ」
金属の冷たさに、思わず声が漏れる春香
恥ずかしさのあまり、春香の顔は紅潮していく。
...
春香の胸にあてられた聴診器は、執拗に動いていた
時折、乳首に当たる円形の金属に、春香の体がピクリと反応する
その、春香の様子を楽しむように、聴診器は動き回る
”ちょっと、いつまでやってるのよ”
鼻息を荒げる研修医を、睨む春香
春香の病衣を押さえていた恵巳が、研修医に声を掛けた
「先生、そろそろ時間が...」
「あっ、そっそうか」
研修医は我に返り、春香の顔を見る
明らかなセクハラ行為に、春香の顔は怒っていた
研修医は慌てて聴診器を外し、春香から目線を逸らした
「いっ異常はないようです...つっ次は計測を、おっおこなって下さい」
春香の視線に怯え、PCに向かって話す研修医だった。

春香は、研修医を睨んだまま病衣の紐を結び、身なりを整える
研修医は、春香の視線を感じ取り、横を向く事なくキーボードを打っていく
しかし、その手は震えていた。