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まいの生体改造計画
第5章 覚悟の出立
ゲートから20分、雑木林を蛇行しながら、漸く建物の玄関に着いた
車から降りると、玄関口から初老の男性が燕尾服を着て出迎えた

「今日は、お一人なんですね」
この男性も日本語を話す

「日本語が話せるんですね」

「日本人ですから。私はここで、執事をしてます、山本と言います」
二人は日本語を話せる人と出会えたまいにとって、この国で掛け替えのない存在になる

「話せる方でよかったです」

「どうぞ、中に入って下さい。」
玄関に入っていきなり、彼女が腕を掴んで、廊下の直ぐの部屋に連れ込んだ

「まいさんに言っておかないといけない事があって、あの執事さん、日本の習慣からはもう随分、懸け離れてるから、まいさんの常識は通用しないの。呉々も気に止めておいて」

「ありがとうございます。肝にめいじておきます」
部屋から出ると、山本が待っていた
廊下の長さに圧倒された
こんなに必要なのかと思い、山本に聞いた

「今回は、まいさんだけですが、多い時で100人以上集まります。ちなみに、部屋は50室あります」

「凄い数ですね…」

「各部屋にバスルームとトイレを備えつけてます」

「益々想像出来ない屋敷です」
話してると、山本が部屋のドアを開けてまいを中に招いた

「各部屋二人用になってますが、今回はまいさん、お一人でお使い下さい」
バスルームやトイレはあるが、テレビはない
パソコンもなければ、電話もない
娯楽と言える物はない

「あの…」

「何か?」

「何もない部屋で、一日どう過ごしたらいいんですか?」

「まいさんは、ここへ何しに来たんですか?」

「詳しくは聞かされてないんですが、モデルの仕事だろう、くらいしか分かりません」

「仕事で来られてるんですから、何も必要ないでしょ?」

「でも…」
山本に止められた

「まいさん。貴女はまだ自分の措かれてる立場が分かってないうです」

「何の事でしょうか?」

「多い時で100人ものモデルがくる。しかし、今日はまいさんお一人。その意味は、まいさんが100人分のお世話をしないといけないって事です」
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