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ねぇ、私だけをみて
第4章 一方通行
連絡する恐怖から逃げるように仕事に没頭して、
気付けば1ヶ月が過ぎようとしていた。

大輔からメッセージが届いた。

《今度の土曜空いてるかな?話したい事がある》

ドクン…

(別れようって言われるんだろうな…)

私はわかっていたのだ。
久しぶりのメッセージで嬉しかったはずが、開いたらサヨナラを告げるだろうメッセージだということを。
それでもどこかで、戻ってきてくれるのではないか、ということを。。
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