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隷属の首輪 (革命軍編)
第9章 【アルヴィアリス視点】 告発状
 後悔しても仕方ないですね。

 これからどうするかを早急に考えなければいけませんから。

 絶対にみぃちゃんは助け出してみせます。

 そしてあたくしの潔白を絶対に証明してみせます。

「誰がその貧相な胸を、見たいと言った? その貧相な胸に、そう何回も見るほどの価値があると思うのか?」
「えっ! それは……どういうことでしょうか?」
「もう、キサマに対する判決はもう決まっているとうことだ」
「あたくしは魔女じゃない……神を裏切ってなどいません……信じてください……」
「なら、パンティーを脱ぎ……アソコを見せなさい」
「そ、そんなこと、できるわけないでしょ」
「できませんか? それでは判決を覆すことはできませんね」

 あたくしの首筋を優しく舐め、耳元で……審問官は、そう呟いてきました。

「は、はあ、やっ……こんなこと、犯罪だって分かってるでしょ…………罪もない人を陥れるようなことをして、神に仕える者として恥ずかしくないのですか?」

 そのことを異端審問官にも懸命に訴えましたけど、まったく相手にされませんでした。

 どうやらもう私の罪は確定しているようでした。

 あたくしが何を訴えてもムダでした。

 魔女の嫌疑がかかった時点でもうすべてが決まっていたのです。

 これはとんだ茶番です。

 もう誰もあたくしの言うことを信じてくれません。

 あたくしは魔女じゃないのに……処女なのに……この身はーーーー汚れてなんていないのに……そんな目で、あたくしのことを見ないで……。
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