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隷属の首輪 (革命軍編)
第1章 これは夢か? 幻か? 再び始まる……凌辱の日々……
 バスで山道を登ること半時ばかり、小高い山の頂から街を見下ろすように建つその学校は、この地方でも伝統と格式のある生粋の『お嬢様私学』として知られていたわ。
 
 勉強やスポーツにおいて優秀な成績を誇り、生徒たちのモラルも高く、地域住民からの評価も高いみたいね。
 
 バス停から、とりあえず校門に向かいます。

 そして目の前にそびえ立つ校舎は、壮麗な西洋の建築様式で、ヨーロッパの城館を模して作れているみたいですわねぇ。

 三角の屋根と円形の尖塔と組み合わせた白亜の校舎に、物々しい校門と学校の敷地を囲っている高い壁。

 四季折々の花を咲かせる美しい庭園にーー門の外から眺めるだけでもこの学園はある種の神聖な雰囲気さえ感じさせました。

 壁は赤レンガできていて、そこに埋め込まれたプレートには『聖都中央隷属女子学院』記されていますわ。

 さらにその周囲は深い森に包まれいてーーまるで緑豊かな里山が……そのまま学園のキャンバスなっていて……街まで下りるのは容易ではないわね。
 
 そう……まるで緑の海に浮かんだ『陸の孤島』さながらだわ。
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